小学校3年生の理科では電気について学習します。授業展開の中で、どんなものが電気を通して、どんなものが電気を通さないか予想する時間を設けると思います。
さて、この予想の段階でICTを活用し、タブレット等で考える場を設けることで思考が深まります。
私は、3年生の理科の授業実践の中で、PowerPointを使って子どもたちに考えをまとめてもらうようにしました。
子どもたちに上のPowerPointを配付し、それぞれ電気を通す物と通さない物に自分で振り分けてもらいました。画像として載せてあるのでそれぞれの物はタッチ操作等でそれぞれの物を動かすことが可能です。私の学級の子どもたちは基本的なPowerPoint操作は可能なので、比較的簡単に操作できました。また、考えた理由はテキスト入力や描画入力で行うことが可能です。必ずしもテキスト入力を求めないことでICT操作に戸惑いを感じる子どもたちで簡単に操作できるようになります。
作成したPowerPointは、発表の段階で全員に共有することが可能です。また子どもたちによっては、インターネットから画像を見つけ出し、これ以外にも電気を通す物と通さない物の予想をする様子も見られました。
本来であれば、教科書のページを活用したり、ノートやプリント等で活動させると良いと思われますが、考えを共有するとなればICTは便利です。また、インターネットを使うことで教員が提示した物以上でも調べることが可能ですのでおすすめします。