学校教育でICTの活用を求められて困惑している先生方も大勢いらっしゃると思います。実際にICTを活用するというのは何をすれば良いのか簡単な例を示したいと思います。
まず、活用と言われると身構えてしまい研究授業や訪問授業といった特定の際に気を引き締めて使う物だと考えてしまいます。しかし、私たち教員が求められているICT活用は単純に文房具としての扱いです。
普段使っているノートや鉛筆と同じように使えば良いだけです。
文部科学省の各教科等の指導におけるICTの効果的な活用に関する参考資料によると立派なことが書かれていますが、これを読む限りではとても立派な活用を求められているような気がします。
しかし、本当に求められているのはICTをノートや鉛筆のように使うことです。
授業でICTをノートや鉛筆のように使える簡単な例は、写真を撮ることです。Windows端末やiPad、Chromebookではカメラ機能があります。子どもたち自身で調べたことや気になったことを写真に撮らせ、保存させておくだけでICTの活用と言えます。
まずは、写真を撮って何気ない学校生活や授業で調べたことを記録させることから初めて見るのも良いと思います。